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2009/02/06

「ベーシック・インカム」(基本所得)構想

 2月5日(木)役員会を終えて、田中康夫代表とWEBラジオの収録。テーマは「ベーシック・インカム」(「基本所得」=「基礎的所得保障制度」)。この議論を理論の世界から現実の施策へと止揚(アウフヘーベン)することがいまこそ必要。その方向性については、新党日本のHPを(経済評論家の山崎元さんと田中代表の対談(「にっぽんサイコー!」 1月24日放送にも注目)。私の視点からいえば、「新しい貧困」をラディカル(根本的)に打開する道筋であり、これぞ日本国憲法25条(「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」)を実体化することでもある。港区のクリニックへ。「骨棘」(こっきょく)という診断部分を超音波で砕いてもらう。これまでになく歩くようになってから痛みが出るようになったから、私にとっては「選挙病」である。大山に戻る。「困難を楽しむ日々」もまたよし。

コメント

山森亮著「ベーシック・インカム入門」(光文社新書)を、今日買ってきたので読み始めました。
「はじめに」で書かれていましたが、あの暗殺されたキング牧師の考え方にも反映されてたようで、既にこの頃からヨーロッパやアメリカで議論され始め、社会運動としても存在してたというのは僕にとっては新鮮な驚きで、とても重要な”社会変革”の提言です。

3月8日の江戸川での”勉強会”には僕も参加するつもりですが、この”思想”の国家政策への具体化への研究・検討は、是非「新党日本」が主導してやって欲しいですね。
従って、「有田塾」でも何回かに分けて(分科会的に)でも、取り上げて下さいませんか。

この”思想”は、人間に関するさまざまなテーマにコミットする考え方であり、弱者や強者という概念自体がないにも拘わらず、優れて”人間的”なベーシック(セーフテイ・ネット)な考えを持っているように思われます。
”人間自らの解放”をうたった(初期)マルクス主義に共感して組合運動に入った僕にとっては、また”金を必要としない”社会を夢見たゲバラのロマンチシズムに共感する僕にとって、この「ベーシック・インカム」という考えがどう咬み合うのか、これからの研究の行く末・発展に興味があり、ともかく議論を巻き起こす大きな意味があると思います。

ゲッツ・W・ヴェルナーの臨場感あふれるBI本もよかったですが、理論面にも踏み込んだ入門書が光文社新書から出ましたね。山本亮著『ベーシック・インカム入門 ― 無条件給付の基本所得を考える』ですが、BIを包括的に理解するためにはもってこいの本が出たと思います。

ところで、2009年3月8日に江戸川の施設で、関曠野さんによる「ベーシック・インカム入門の集い」を開催します。「生きるための経済 ― なぜ所得保証と信用の社会化が必要か」と題し、BI論だけではなく、通貨・金融論もリンクしたエキサイティングなお話です。

小沢修司さんも来てくださる予定ですし、田中康夫さんも都合がついたら来たいとのメッセージをいただいています! ご多忙とは思いますが、よろしければ有田さんもご検討ください。

詳しい情報は以下にあります。オリジナルBI入門の記事も置いてあります。
http://www.forum3.com/05/bi.html

田中代表の、「ベーシック・インカム」というこの”福祉社会”構想は、概念からして解りやすく良いと思いますが、これに沿った政策を実行してる国が既にあるのでしょうか?
例えば北欧のどことか、それとも全く新しい社会理念としての考え・提言(ゲッツ・W・ヴェルナー氏の)なのでしょうか?
とても興味は惹きますので、より具体的な新党日本の政策としてどんどん詰めて発表してほしいと思います。
新自由主義の破綻やら、すでに旧ソ連型社会主義の崩壊で、世界が経済危機や格差や貧困から抜け出せず呻吟してる今日、新しい出口が求められていると思います。
それは経済や暮らしに止まらず、文化や教育あらゆる人間の営みに関わってくる問題だからです。

そして丁度、先週発売の「ニューズウイーク日本版」で「資本主義VS社会主義」を特集しています。
フランスでは先月末にも200~300万とも言われる全国デモとゼネストが実施され、他の西欧諸国でも市民の怒りが街頭に出ている、日本では餓死や孤独死、寒空の下ホームレスが増えているというのに”街頭は静か”だ。この国に、民主党大会の挨拶で田中代表が述べた”弱者への愛を持った革命家・ゲバラ”のような革命家(左翼)はどこに居るのだろう?!

それに引換え、フランスでは「資本主義、グローバル化に反旗を翻す」34歳の革命家=ブザンスノが立ち上がったとニューズウイーク氏は報告する。
現役の、トロッキーとゲバラを愛する若き郵便局員は、サルコジ大統領の”最強の対立候補”だと言う。
「支持率は60%に達し、そのうち45%は彼の影響力が増すことを期待する。民主運動党首で中道のフランソワ・バイル(44%)や、社会党党首で新社会主義のマルティーヌ・オブリ(42%)など主流派の指導者を上回る期待だ。」
「反資本主義新党」という新党をこれから率いていくブザンスノは今やフランスではスター的存在であることは、youtube でのTV討論や街頭演説で見ることができる。ただその背後に著名な哲学者(ダニエル・ベンサイド等)や映画監督(ケン・ローチ)等が支援しているという社会の知性の厚さを僕は感じてしまうの「だけれど、ね。
僕自身のフランス体験でも、パリの街を埋め尽くす大デモを市民は好意的にベランダから見てて、ヤジを飛ばしたり、ケンカを吹っかけるような光景が無い、市民は静かに見守ってる・・・市民革命を成し遂げた国民だからか!!

ベーシックインカムについて新党日本のHPで読ませていただきました。
多様化していく家族の形態にも対応でき、社会保険庁等の事務も削減でき良いアイディアだと感じました。
ただ、お金の使い方は個人の責任に寄るところが大きく、適切に使えない人が出てくるのも事実だと思います。あくまで自己責任と切り捨てるのもありだとは思いますが、その辺はどのように考えているのでしょうか?

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